おじいちゃんになったワシは孫や息子から、
ずっとずっと大切に保管し続けてきた日本画を邪魔者扱いされて非常に困っているんです。
どうしてワシが集めてきた日本画を粗末に扱うのか不思議でならないワシですが、
息子や孫の意見を無視するわけにもいかず、とても困惑しているのです。
もしもワシが息子や孫の意見に無視をし続けたなら、
きっとワシがポイされてしまう気がするからです。
ちなみに、孫と息子の言い分は、
一日も早く日本画をどうにかして欲しいとの要求なのです。
どうにかして欲しいというのは、
つまり日本画を処分してほしいと言っているのだとワシは感じているのですが、
それはあまりにも辛すぎる話です。
しかし、このままでは息子や孫に日本画を捨てられるのも時間の問題だと感じたので、
それなら自分で売りに行ったほうが後悔しないと感じたワシは大阪の繁華街、
難波にある買い取り屋さんまで大切な大切な日本画を売りに行ってきたのです。
ワシは日本画の価値を誰よりも詳しくわかっていたので、
どんな値段をつけてくれるか気になりましたが、
とても良い金額で買い取りしてくれたので安心しました。